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お知らせ・メモ(2)
(本館:空依 お題*:純 伽)
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ほしいものはなに?*
「なぁ、お前なんか欲しいものないのカ?」
「は?」
唐突といえば唐突すぎる言葉に、思わず振り返る。一体なぜ今そんなことを聞くのか。
だって、と目を泳がせた。言い辛そうに何やらもごもごと口を動かしている。
「お前誕生日なんダロ・・・」
「・・・・・・何日前の話をしてやがるんでェ」
思わずフリーズしそうになって出てきた言葉に、神楽はめずらしくたじろいだ。
まさかコイツから欲しい物を聞かれる日がくるとは思わなかった。いや、そもそも誕生日は3週間ばかり前の事であり、今聞かれる理由も謎だ。いやいや、それ以前にコイツに俺の誕生日を祝うという発想が出てくる時点で既に理解不能だ。
「仕方ないダロ。知らなかったんだから・・・」
めずらしく恥らっている。これは絶対に明日槍が降るな、と思いつつ口元を引き上げた。
祝う気があるのなら、これから存分に祝ってもらおうではないか。
「・・・じゃあ、とりあえず明日からってことで」
「は?何がだヨ」
神楽には意味が分からない。当たり前だ、まだ分からせる気なんてないのだから。
「まだ秘密でさァ」
欲しいものが何なのか、彼女はまだ知らない。
ほしいものはなに? 教えてあげない
明日から彼女
(沖田ハピバ)
「は?」
唐突といえば唐突すぎる言葉に、思わず振り返る。一体なぜ今そんなことを聞くのか。
だって、と目を泳がせた。言い辛そうに何やらもごもごと口を動かしている。
「お前誕生日なんダロ・・・」
「・・・・・・何日前の話をしてやがるんでェ」
思わずフリーズしそうになって出てきた言葉に、神楽はめずらしくたじろいだ。
まさかコイツから欲しい物を聞かれる日がくるとは思わなかった。いや、そもそも誕生日は3週間ばかり前の事であり、今聞かれる理由も謎だ。いやいや、それ以前にコイツに俺の誕生日を祝うという発想が出てくる時点で既に理解不能だ。
「仕方ないダロ。知らなかったんだから・・・」
めずらしく恥らっている。これは絶対に明日槍が降るな、と思いつつ口元を引き上げた。
祝う気があるのなら、これから存分に祝ってもらおうではないか。
「・・・じゃあ、とりあえず明日からってことで」
「は?何がだヨ」
神楽には意味が分からない。当たり前だ、まだ分からせる気なんてないのだから。
「まだ秘密でさァ」
欲しいものが何なのか、彼女はまだ知らない。
ほしいものはなに? 教えてあげない
明日から彼女
(沖田ハピバ)
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